新宿草月展用に出展しました。
花材は葉蘭と胡蝶蘭ですが、葉蘭は縁の部分を見せるようにしているので、 200枚以上使われております。 展示会のテーマが「自然の花の中から、いけばなという別の花が咲く」という 花伝書の一節なので、普通の見せ方ではテーマに遇わないと理解した結果です。花材一つ一つを際立たせるのではなく、作品全体として主張があるようにしたつもり です。
最近は海外の皆様の作品を見る機会も多くインターナショナルの時代を迎え、 それぞれの文化が作品の中に融合しておりますので、大変参考になります。 そういう時代こと本質が必要なのでしょう。いけばなはその本質がまだ頑張っている気がします。
皆様のご意見、ご質問お待ちしております。 Jun. 3, 2017